マイクラ英会話のすすめ
副題:遊びながら英会話のスキルアップ!
英会話エクスプレス出版
遠藤 雅義
本体価格1,600円
税込価格1,760円
200ページ
2024年3月13日発行
ISBN 978-4-9907223-4-0
「本書はMinecraft×英会話をおすすめするものです。私にとってマイクラ英会話は大変楽しく、英会話のスキルアップにも効果のあるものでした。このような楽しい英会話学習法をもっと多くの方に知っていただきたいと思って執筆したのがこの本になります。」
(『はじめに』より)
●主な内容
・なぜ英会話学習は失敗しやすいのか?
・好きなことを原動力に→マイクラ×英会話
・マイクラ英会話とは実際どんなものなのか
・マイクラ英会話の始め方、うまくやるコツ
・マイクラ英会話の問題点と対策
・子どもと一緒にマイクラ英会話
・著者によるマイクラ英会話実践記録
●著者情報:
遠藤雅義
1980年生まれ。東京大学理学部数学科卒。2012年から在野で英語研究を開始する。専門は認知言語学。
主な著書:
『中学英語イメージリンク』
『英会話イメージトレース体得法』
『英会話イメージリンク習得法』
書評:
『利根川の放水路を歩く 未完の東遷完成への提言』
評者:石井一彦
江戸初期まで東京湾に流れていた利根川を、現在のように千葉県銚子市で太平洋に注ぐように流れを変える作業を利根川東遷という。 東遷が行われると利根川沿いの町々では洪水が頻発するようになる。しばしば洪水に見舞われた霞ヶ浦沿岸で暮らした経験のある青木更吉氏は洪水による被害に心を痛めた。
そして「利根川本流になぜ放水路がないのか」という疑問から取材を始める。
やがて青木氏は利根川の全流域に渡って、すべての放水路を訪ね歩くことを思いつく。フツウの人はそんな途方もない企ては思いつかない。冷静に考えると狂気の旅である。ところが、なんと道連れがいた。
もう一人の著者當麻多才治氏である。本書の一章から五章までは、狂気の旅のレポートなのだ。
二人は土木技術者ではなく、郷土史家なので、行く先々で、興味を引く史実に出会うと、持ち前の馬力で深く掘り進んでゆく。話が先に進まない。そこが類書にないこの本の魅力だとも言えるが、著者に誘われてラビリンスに迷い込み、途方に暮れる読者がいるかもしれない。
ところが第四章「印旛沼掘削工事」から一気に流れが加速し始める。この本のクライマックスとも言える。いつの時代でも社会情勢によって翻弄され続ける民衆に同情し、為政者の身勝手さに憤りを覚える。
さらに国道16号線の地下放水路や鹿島灘への放水路について論じた第五章を経て、終章「利根川東遷完成への提言」へとなだれ込む。
この終章は政治家でも、建設官僚でもない二人が思い描くファンタジーだが、狂気の旅を経験した二人だけが見られる夢なのだろう。もう十分大人になった二人が見る夢は、若々しく美しい。
評者は佐藤春夫の小説『美しき町』を連想した。
(石井一彦 私設図書館本とカタツムリ)
青木 更吉著
當麻 多才治著
たけしま出版
A5
本体価格:2400円
歴地
ISBN978-4-925111-71-3
タイトル:コミネシゲオ
著者:永山伸一
体裁:四六判、並製本216頁
定価:1,650円(本体1,500円+税)
コード:ISBN978-4-88286-856-9 C0092 Y1500E
下野新聞社刊
日常の何気ないひとコマを鮮やかに切り取る
短編映画のような56のストーリーと24のサウンドトラック。
寄せては返す波のように繰り返された毎日とは、
なんと一瞬で通り過ぎてゆくものなのかー。
両親の死、兄弟の人生、親子の関係、友との別れ、老い、家族の在り方
同じ日はひとつもなかった。
県立高校の教頭をしていた弟が「今度ミュージシャンになったから」と名刺を差し出した。
名刺には「シンガーソングライターコミネシゲオ」とある。
いかにも自由な肩書と、今どきはお役所でも使わない純白のケント紙製の名刺の組み合わせがどうもしっくりこない。
それに、どうして「コミネシゲオ」はカタカナ?
「コミネシゲオ」より
著者略歴:
永山伸一(ながやま・しんいち)
栃木県佐野市生まれ、小山市で育ち茨城県の高校に進学、都内の私立大学を卒業後、20歳代後半まで国家試験合格のため数年間を費やす。現在は小山市内で士業を営む。「コミネシゲオ」は著書第1弾。
阿蘇神社 熊本地震からの復旧に見るその姿
─阿蘇神社の災害復旧は何を示したのか─
発行:熊本日日新聞社
文・写真:
池浦秀隆(阿蘇神社災害復旧事業担当)
大川畑博文(文化財建造物保存技術協会)
株式会社優和コンサルティング
編集協力:栗原寛志
表紙写真:藤田晴一
定価 :1,870円(本体1,700円+税)
出版年月日:2024年2月26日
体裁:B5判、並製本、オールカラー、144p
ISBN:978-4-87755-657-0 C0036
制作・発売:熊日出版
内容紹介:
阿蘇神社の災害復旧は何を示したのか?
熊本地震から8年をかけて災害復旧工事が完了、これまでの工事の記録をまとめた本ができました。
地震で被災したのは、天保11(1840)年から嘉永3(1850)年に竣工した一の神殿・二の神殿・三の神殿・楼門・神幸門・還御門の国重要文化財6棟。拝殿・翼廊や斎館、南北鳥居なども大きな被害を受けました。
本書には被害状況、重文6棟の評価と保存修理工事の様子に加え、阿蘇神社の歴史や神社景観の変遷なども収録しています。
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『大逆事件と連合赤軍 極北の革命兵士』
著者 松井 浩章(まつい ひろあき)
定価2,200円(本体2,000円+税)
仕様 判型:四六判
頁数:304ページ
製本:並製本
ISBN978-4-911007-06-8 C0095
発売 熊日出版
新しいものは常に謀叛である。−徳冨蘆花、講演「謀叛論」より−
1910(明治43)年、幸徳秋水をはじめとする社会主義者や無政府主義者らが明治天皇襲撃を企てたとして大逆罪で裁かれ、うち24人が死刑を宣告された。翌年1月24日に絞首刑が執行。その中には松尾卯一太を含め4人の熊本出身者が含まれていた。なお、この「大逆事件」は三つの独立した出来事を捜査当局がフレームアップ(でっち上げ)したとされている。
「あさま山荘事件」は、1972年(昭和47年)2月に発覚した連合赤軍による同志リンチ殺人事件として世間に強い衝撃を与えた、昭和の重大事件の一つである。この連合赤軍事件の当事者であった一人の人物が、大逆事件で犠牲となった松尾卯一太の子孫であることが著者の取材で判明。
非戦、自由、人権を唱えながらも抹殺されていった幸徳秋水や松尾卯一太らの「大逆事件」と、「反戦愛国」を掲げて世界革命を目指しながら方向性を見失い自己崩壊していった「連合赤軍事件」とは何だったのか。二つの事件のこの奇しき因縁を掘り起こし、当時の彼らの人生を読み解くべく、著者は取材をもとにそれぞれの足跡をたどった。
【目次】
序 章 封印された二事件
第一章 生地に還る
第二章 社会を変える革命家
第三章 謀反の血
第四章 松尾卯一太の青春
第五章 女性革命兵士の愛と闘争
第六章 『熊本評論』と赤旗事件
第七章 不幸な出会い
第八章 フレームアップ
終 章 カタストロフィ
◆著者プロフィール
1955(昭和30)年2月7日生まれ。熊本県立玉名高校、明治学院大学法律学科卒業。ライター兼編集者。編集・出版社「秋骨書林」代表。
【著書】『トマトへのはるかな旅』(熊日出版、2013年)、『「凡人崇拝」の非凡人 戸川秋骨物語』(熊日出版、2021年)
【編集・制作】『高瀬しぼり木綿に懸ける』(下川冨士子・高瀬しぼり木綿研究会著、秋骨書林、2021年)
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オンリーワンの福祉計画
高橋 信行著
ラグーナ出版刊
A5判上製 208頁
ISBN978-4-910372-36-5
定価2,970円(本体2,700円)
自治体主体の福祉計画づくり
人口減少時代の福祉計画づくりを、
実りあるものとするために
地域福祉計画や介護保険事業計画、障害福祉計画ほか、行政に課せられている複数の福祉計画づくり。福祉のニーズが多様化する昨今、適切で的確な福祉計画の重要性は高まっているが、国からの自治体への要請も複雑化しつつあり、人口減少等に伴い担い手が不足する自治体では計画づくりに手をかけられず外部委託せざるをえないケースも増えている。
「大事なことは(中略)その自治体の状況に見合った、自治体の身の丈に合った計画をつくることではないか」(本文より)
専門家に丸投げするのではなく、住民の参加も得て自治体が主体的につくる福祉計画のあり方とは。多様な現場でプランニングに携わってきた著者が、豊富な経験をもとに、今後の福祉計画づくりに必要な視点を探り、展望を描く。
■内容〈目次より〉
第1章 老人保健福祉計画から始まった個別福祉計画
―分権化として自治体の主体性と住民参加の福祉計画は達成されたか―
第2章 3町が一緒につくった福祉計画
―徳之島3町障害福祉計画―
第3章 ナンバーワンよりオンリーワン
―南大隅町地域福祉計画―
第4章 現在の福祉計画ノート
―リサーチとプランニングプロセス―
第5章 姶良町社会福祉協議会あり方検討会の活動
第6章 地域福祉活動計画と住民参加
―隼人町地域福祉活動計画の軌跡―
※章題には合併等により現在は変更となった自治体名を含みますが、論文内容に鑑み初出時のままとしています。
■著者プロフィール
高橋 信行(たかはし・のぶゆき)
1954(昭和29)年大分県生まれ。最終学歴・駒澤大学大学院人文科学研究科社会学専攻(博士後期課程単位取得)。現在、鹿児島国際大学福祉社会学部教授。
主著『わたしはどのようにしてソーシャルワーカーになったか』(中川書店、2022年)。共編著『地域文化と福祉サービス』(日本経済評論社、2001年)『地域福祉と介護保険』(ナカニシヤ出版、2002年)『事例研究・教育法』(川島書店、2004年)『現代社会福祉』(ナカニシヤ出版、2005年)『福祉実践と地域社会』(同、2010年)ほか。
三重の季刊誌 NAGI-96 特集「熊野古道伊勢路を歩く」 月兎舎刊
NAGI-96
特集 「熊野古道伊勢路を歩く」
伊勢神宮に現世利益を祈った旅人が、田丸で巡礼装束に着替え
極楽往生と来世の幸福を願って目指した熊野古道・伊勢路(東熊野街道)。
かつては?蟻の熊野詣?とも称された峠越えの道は、長らく人々の記憶から
忘れ去られていたが、ある事件をきっかけに一躍脚光を浴びる。
2004年夏、ユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されたのだ。
苔むす石畳道、峠から眺める熊野灘、間近に触れる異郷の暮らし…
登録から20年を迎える三重県唯一の世界遺産を、古の巡礼気分で歩いてみませんか。
[内容]
・プロローグ
信不信を選ばず浄不浄を嫌わず、共存共栄する大切さを教えてくれる 三石学
・ルートガイド
内宮から本宮まで伊勢路200kmを完全ガイド
・歩行記
もうひとつの伊勢路・本宮道
・ボランティア
伊勢路を守る人たち
女鬼峠保存会/熊野古道語り部友の会/ルーパーの会/二木島峠・逢神坂峠世話人会
・エピローグ
伊勢路を完歩して
<連載/シリーズ>
NEW WORLD シャンティー
原発のない町で 三浦秀典さん/柴原洋一
OLD MOTORCYCLE LIFE osatto
ギャラリー凪 不在の彫刻/中谷ミチコ
CASA NAGI 森に溶け込む24坪のアトリエ住宅/アトリエMATA
緊急寄稿 長太の大楠が危ない/蔭地敏男
NAGI-FILE 三重県内の旬な情報
建築という冒険 動く家/米田雅樹
ヤギ飼う人びと 岡本光代さん
火のある暮らし 床暖房できるロケットストーブ
ハイクで俳句 錫杖ヶ岳で忘年女子会/久世伸子
先見の人 田中善助
[書名] NAGI 96号
[出版社名]月兎舎
[本体価格]654円
[判型]B5判 104頁
[発行年月日]2024年3月1日
[出版社所在都道府県名]三重県
[JANコード]4910 87609 9649
夢と感動 子どもたちに わたしを語る 創作童話集
著 者 :渥美 多嘉子
体 裁 :四六判、並製本、274ページ
出版年月日:2024年1月16日
定 価 :1,760円(本体1,600円+税10%)
I S B N :978-4-87755-654-9 C0095
発 行 :熊本日日新聞社
制作・発売:熊日出版
内容紹介
♪これからおはなしはじめます/大きなお山があったとさ/火をふくお山があったとさ/むかしのお城があったとさ…♪
70年の歴史をつなぐ熊日童話会で40年にわたって携わり、けん引してきた現会長の渥美多嘉子さん。童話と共に歩んできた、自らの半生を振り返った「わたしを語る 夢と感動 子どもたちに」(熊本日日新聞連載)を書籍化しました。
「勝利の女神」「ルルドのマリアさま」など、渥美さんが書かれた創作童話12編も収録しています。
著者紹介
1937年生まれ、山鹿市菊鹿町出身。看護学校卒業後、看護師として九州一円の巡回診療に従事。46歳で熊日童話会に入会し、現在は会長を務めている。童話会の現在の会員数は約60人。熊本本部と球磨、天草の2支部があり、特に幼稚園・保育園や小学校などの要請で会員が出向く「派遣童話」に力を入れている。
わたしを語る 見果てぬ夢
次代の医療人へのエール
著 者 :安東 由喜雄(長崎国際大学学長)
体 裁 :四六判、上製本、208ページ
出版年月日:2024年1月22日
定 価 :2,200円(本体2,000円+税10%)
I S B N :978-4-87755-655-6 C0095
発 行 :熊本日日新聞社
制作・発売:熊日出版
内容紹介
著者は熊本大学医学部入学後、難病アミロイドーシスに出合い、臨床や研究を重ねるとともに、国際学会の理事長を歴任するなど幅広く活躍。2020年からは長崎国際大学に新しいフィールドを求め現在、学長の任にあたっています。アミロイドーシスの治療とメカニズムの解明に奔走する一人のドクターとして、また一家庭人として、自らの半生を振り返りまとめた熊日連載「わたしを語る 見果てぬ夢」が一冊の本になりました。書籍化にあたり新しいエピソードを加筆しています。
「私の研究がたとえ『見果てぬ夢』に終わっても、自分らしく夢を見続け一歩でも前へ歩んできた心意気、(中略)絶えず地方から世界に研究成果を発信してきた姿が、医学を志す若者の道しるべになり、次世代の研究者を生み、医学の発展につながれば本望である。」と帯にあるように、本作には次代の医療人へのエールが込められています。
長崎新聞に連載されている「安東学長のシネマ時々、医学」も収録。映画に造詣の深い著者がおすすめする珠玉の作品の紹介と、ストーリー展開の解説とともに寄せられる著者の一言が心にしみます。
著者紹介
熊本大学大学院卒業。在学中にラジオのパーソナリティーを務め、映画の鑑賞眼と話芸を磨く。卒業後、同大第一内科入局。スウェーデン・ウメオ大学客員教授、熊本大病院副院長、医学部長など歴任。2019年退職後、長崎国際大学副学長を経て同大学長就任。
写真集 熊本市電 走り続けて百年
市電は今日も変わりなく
文・写真 :武藤 暉彦(むとう てるひこ)
体 裁 :178?×228?、上製本、112ページ
出版年月日:2024年1月23日(発売:1月12日)
定 価 :1,320円(本体1,200円+税10%)
I S B N :978-4-911007-03-7 C0072
制作・発売:熊日出版
内容紹介
1924年に運行を開始した熊本市電はことしで百年。熊本大空襲や六・二六水害、近年では熊本地震など幾多の試練を乗り越え、市民の足として走り続けています。元市職員で県文化懇話会写真部門会員の著者が撮りためた写真を変わりゆく街並みとともに紹介しました。
行政はあなたの命を守れない
人吉から訴える「事前避難」の重要性
全国の市町村長へ問う! あなたは住民の命を守れるか?
著 者 :田中 信孝
制作・発売:熊日出版
体 裁 :四六判、並製本、192ページ
定 価 :1,650円(本体1,500円+税10%)
出版年月日:2023年11月29日
内容紹介
全国で頻発する自然災害。本書では、人吉市長の経験を持つ著者が令和2年熊本豪雨の経験をもとに、行政が見直すべき災害時の対応や、住民の命を守る「自主的事前避難」の重要性について訴える。
著者紹介
昭和22(1947)年、人吉市出身。元和歌山大学防災研究所客員准教授、元熊本大学法学部非常勤講師。平成19(2007)年4月に人吉市長に初当選し、2期務めた。現在は人吉市駒井田町にある株式会社香花堂で代表取締役社長を務めている。
書名:ゲームスタディーズ入門 ―文化のなかのゲーム
出版社名:合同会社ニューゲームズオーダー
著者:フランス・マウラ
翻訳:小林 信重
税抜き定価:3000円
税込み(10%)定価:3300円
分野:ゲーム
版型:A5ソフトカバー
印刷:モノクロ
ページ数:268ぺージ+(表紙4ページ)
発行年月日:2024年3月15日
発売予定日:2024年3月29日
出版社所在都道府県名:東京都
ISBNコード(ISBN13):978-4-908124-73-0 C3076 ¥300E
目次:
目次
凡例
謝辞
1. はじめに:ゲームスタディーズとは何か?
◆ゲームを理解する
◆ゲームスタディーズの(とても)短い歴史
◆まとめと結論
◆参考文献
◆導入課題:個人的なゲーム史
2. ゲーム文化:ゲームにおける意味
◆文化的体系としてのゲーム
◆サブカルチャーとしてのゲーム文化
◆まとめと結論
◆参考文献
◆課題:ゲーム文化の調査
3. 歴史の中の遊びとゲーム
◆ゲーム史を書く
◆ゲームを定義する
◆ゲーム前史
◆文化の中の遊びの研究
◆まとめと結論
◆参考文献
◆課題:非デジタルゲームの改良
4. 1970年代の二重構造とアクションゲーム
◆多層的な意味形成システムとしてのデジタルゲーム
◆「古典」をどう定義するか?
◆デジタルゲームの30年間:現代の情報社会の誕生
◆1970年代のゲーム:語彙の学習
・『ポン』(1972年):楽しいコアのゲームプレイの導入
◆ゲーミング機器の重要性
・ 『スペースインベーダー』(1978年)とシューティングゲームの遊びやすさ
◆まとめと結論
◆参考文献
◆初期のデジタルゲームに関する課題
5. 1980年代のゲームにおけるアドベンチャーとその他のフィクション
◆1980年代のゲームと文化
・『パックマン』(1980年)とポップカルチャーとしてのデジタルゲーム
・『ドンキーコング』(1981年):インタラクティブな物語世界の台頭
◆テキストアドベンチャーとコンピュータロールプレイングゲームの進化
・『ウルティマIV: クエスト・オブ・ジ・アバタール』(1985年)とゲームのテーマ的な深み
◆まとめと結論
◆参考文献
◆ゲーム文化の多様化に関する課題
6. 3次元と1990年代前半
◆1990年代のゲーム論争
◆重要な視聴覚技術?
・『シヴィライゼーション』(1991年):イデオロギー的シミュレーションか、単なる戦略的プレイか?
・『ドゥーム』(1993年):論争、没入、プレイヤーが創り出すMOD文化
◆まとめと結論
◆参考文献
◆3Dとターン制に関する課題
7. 現実とゲーム:新世紀に入るゲーム文化
◆世界としてのゲーム、ゲームとしての世界
◆オンラインゲームの成長
・ 『エバークエスト』(1999年)、『ワールド・オブ・ウォークラフト』(2004年)、その他の仮想世界
◆マルチモーダルゲームとパーベイシブゲーム
◆まとめと結論
◆参考文献
◆複合現実とマルチプレイヤーゲームに関する課題
8. ゲームスタディーズの取り組みの準備
◆問うことを学ぶ
◆方法の道具箱を選ぶこと、作ること
・人文科学の方法
・社会科学の手法
・デザイン研究の方法
・方法としてのゲームプレイ
◆読者のために書く
訳者あとがき
参考文献一覧
索引
奥付
参考文献一覧
内容紹介:
本書は、ゲーム、特にさまざまなデジタル形式のゲームに注目する新しい研究分野、ゲームスタディーズの教科書である。この分野の概要をコンパクトに示し、読者がより緻密で高度な研究を続けるために必要なツールを身につけることができるように作られている。また、入門コースの教材として使えるよう、章の終わりには課題例および関係する方法論についてのメモを用意している。
本書は、ゲームを作るための本、ゲームの構造や機能だけを分析する本、ゲームに関するビジネスや法的側面を調査する研究ではなく、文化としてのゲームを主要な出発点としている。文化という概念は、さまざまな分野の研究者がその形成に貢献し、多くの変化を遂げてきたものであるため、ここで示される見解は必然的に学際的なものとなっている。
本書は概念と歴史の両方からまとめられている。ゲームスタディーズの歴史と主なアプローチを最初に紹介し、その後、ゲーム文化の主な歴史的段階と、関連する重要なゲーム形式について、読者に親しんでもらうよう試みる。本書の議論は具体的なゲームの作例に基づいており、作例はこの分野の多様性をより包括的に理解できるように選ばれている。また、個々の種類のゲームを理解するために使える重要概念についての議論を、本書の歴史的枠組全体の中でそれらの概念が有益になる個所に置いている。この枠組は、ゲームプレイとゲームの表象的側面を区別すること、そしてゲームの様々なダイナミックな側面を議論することに、焦点を合わせたものだ。
(「はじめに」より)
幸福の種蒔き桜
大沼英樹 写真&文
A4変型判/並製本/144P価格/3200円+税(税込3,520円)
プレスアート刊
桜は春を告げ、
種蒔きの時を知らせ、幸福の使者となる。
さくらんぼ農家に生まれた写真家が
「種蒔き桜」の四季を巡り、幸福を感じた東北の営みを記録しました
江竜田の種蒔き桜(福島県鮫川村)/矢造の種まき桜(福島県石川町)/古山王の種蒔桜(福島県矢吹町)/吉野辺種まき桜(福島県小野町)/戸引稲荷の種蒔桜(福島県船引町)/高野の種まき桜(福島県南会津町)/細越の種まき桜(福島県柳津町)/古御田神社の種蒔桜(福島県会津美里町)/東麻生の種蒔桜(福島県会津若松市)/三渡神社の種まき桜(福島県二本松市)/赤岩種まき桜(福島県福島市)/椎木の種蒔ザクラ(福島県相馬市)/八乙女種まきザクラ(山形県白鷹町)/南原熊野神社の種蒔桜(山形県山形市)/オサヤジの種まき桜(山形県山形市)/貫津の種まき桜(山形県天童市)/大泉家の種蒔き桜(宮城県仙台市)/南の沢の種まき桜(宮城県登米市)/鳥屋ヶ崎八幡神社の種まき桜(宮城県加美町)/桑畑の種まき桜(宮城県栗原市)/千厩の種蒔桜(岩手県一関市)/梁川の種蒔桜(岩手県奥州市)/宮の目の畑蒔桜(岩手県遠野市)/吉野の種蒔き桜(秋田県横手市)/おとぎの桜(青森県八戸市)など
大沼英樹/山形県天童市のサクランボ農家の次男として生まれる。山形県立村山農業高等学校・林業科を卒業。その後仙台市の創表現専門学校est・スタイリスト科を卒業。1991年、写真家の宍戸清孝氏との出会いにより写真の道へ。約7年の助手を務め独立。毎年桜のある風景を撮影する。個展多数開催。写真集に『お伽噺桜』(2010年/窓社)、『それでも咲いていた千年桜』(2011年/窓社)、『忘れえぬまた再びの千年桜』(2012年/窓社)、『虹の贈りもの』(2013年/窓社)、『広瀬川?水は巡り人は巡り会う?』(2019年/プランニング・オフィス社)、「未来へつなぐ千年桜」(2021年/玄光社)などがある。仙台市在住。2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞。
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いい会社に学ぶモチベーションの高め方 ─ 人を大切にする45社の事例
ラグーナ出版刊
著・坂本光司&人を大切にする経営学会経営人財塾6期生
四六判 276頁
ISBN978-4-910372-40-2
定価1,980円(本体1,800円)
6つの方策が会社を変える。
創業100年を超えて「日本初」の商品を世の中に提供し続ける会社、50年以上黒字決算の会社、12年間離職率ゼロの社会福祉法人……。成功の秘訣は、経営者、社員のモチベーションにあった。
経営者たちで構成される社会人学生が、全国を歩いて集めたモチベーションが高い会社の共通の方策を検証する。
こんな読者におすすめ
◎経営者・幹部社員
人を大切にする会社=モチベーションが高い会社=価値ある仕事の創造=持続可能な組織という構図を理解し、実践につながる具体的な取り組みがわかる。
◎就職を考える学生
「真にいい会社とは何か」を知り、就職先の道しるべとなる。
◎起業を志す方
会社づくりの根幹に触れることで、経営者の仕事がわかる。
■執筆者プロフィール
坂本光司(さかもと・こうじ)
1947年静岡県生まれ。経営学者、「人を大切にする経営学会」会長、「人を大切にする経営大学院事業「経営人財塾」中小企業人本経営(EMBA)プログラム1年コース」プログラム長。常葉学園浜松大学(現・常葉大学)や福井県立大学、静岡文化芸術大学、法政大学大学院で教授を務めた。主な著作に『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ全8巻、『経営者のノート』(以上、あさ出版)、『もっと 人を大切にする会社』(東京新聞出版)などがある。
人を大切にする経営学会
経営人財塾6期生
2018年度より、「人を大切にする経営学会」にて「人を大切にする経営大学院事業として同プログラムを開塾。2023年度の第6期では、全国各地から参加する中小企業経営者・後継者・幹部社員、士業等専門家が企業を視察し、理論と実務の両面から「中小企業経営のあり方・進め方」を徹底的に学んでいる。
■掲載企業一覧(※都道府県番号順)
?ナプロアース/(社福)実誠会 なるみ園/?ATホールディングス/グリンリーフ?/リハプライム?/スズキ機工?/エス・エー・エス?/(社福)合掌苑/?協和/?障碍社/武州工業?/フットマーク?/?武蔵境自動車教習所/アクロクエストテクノロジー?/?栄和産業/?リンクライン/岩塚製菓?/フジイコーポレーション?/?マルト長谷川工作所/清川メッキ工業?/?ウェルテクノス/向陽信和?/(社福)ステップワン/?スマイルリンク/?たこ満/アイコクアルファ?/?ISOWA/西島?/?アワーズ/三和建設?/?Dreams/?ベル/リボン食品?/佐藤薬品工業?/出雲土建?/(社福)雲南ひまわり福祉会/協栄金属工業?/?さんびる/島根電工?/中村ブレイス?/オタフクホールディングス?/西精工?/?カムラック/生活協同組合コープみやざき/(社福)スマイリング・パーク
「奪還 青森山田PRIDE 優勝グラフ 第102回全国高校サッカー選手権4度目V」
奪還までの激闘を多数の写真、記事で紹介
東奥日報社は、第102回全国高校サッカー選手権で2大会ぶり4度目の頂点に立った青森山田高校の優勝グラフ「奪還 青森山田 PRIDE」を刊行する。
高円宮杯U─18プレミアリーグファイナル制覇と合わせて高校世代「2冠」を達成した青森 山田高校サッカー部。 選手権V奪還に至るイレブンの戦いぶりと選手たちの心情を地元紙ならではの多数の写真と記事、コラム等で振り返る。
【タイトル】「奪還 青森山田PRIDE 優勝グラフ 第102回全国高校サッカー選手権4度目V」
【定価】2,200円(本体2,000円+税)
【ISBN 】 978 4 88561 276 3 C0075
【発行】東奥日報社
【仕様】A4判 オールカラー 48 ページ
【発売日】2月14日