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【生命の農――梁瀬義亮と複合汚染の時代】みずのわ出版 発行

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    生命の農――梁瀬義亮と複合汚染の時代
    林 真司 著  みずのわ出版 発行

    税込定価2,200円(版元直送・送料無料)

     

    深刻な気候変動の影響なのでしょう。
    50年に一度という豪雨災害がほぼ毎年、否、年に何度も発生しています。
    そのたびに被災して難儀な目に遭う人が生ずる、明日は我が身です。


    周防大島も、いまだ梅雨が明けません。
    7月3日から14日迄の安下庄アメダスポイントの雨量合計は561.5ミリに達しました。
    年間降水量の3分の1が、この12日間で降ったことになります。


    彼方此方で、畑の土が流され、山が崩れてます。
    近隣のみかん園地を観察していますと、みなさん除草剤(当然ながら、除草剤も農薬の一つです)の使い過ぎですね。畑をつるんつるんにしています。除草剤の常用により、土中の微生物が死滅し、酸性化と単粒化が進み、保水力、保肥力が低下します。そこに記録的な豪雨が襲えばどうなるか、火を見るより明らかです。


    うちの畑は、7反あるみかん園地、猫の額ほどの家庭菜園とも、いまのところ被害皆無です。みかん園地の除草剤撒布をやめて6年目になります。毎年この時期は草をのばしています。肥料をふるところだけは競合をさけるため草をとりますが、敷草を忘れずにやっております。
    さすがに、埋まりかけた水路を掘り直さねばならぬ必要に迫られ、対象園地を限定して昨日から刈払機を回し始めました。そうしないと山からわいた水が下に落ちていきませんので。


    梅雨時は草を取り過ぎたらあかん、とくにギシ(法面)の草は絶対に取ってはいけないと昔の人は言いました。草の根は、土の流亡を止めてくれます。昔からの教えを守っているというだけのことですが、それだけでまるで違います。これって農業素人でもわかる話ですよね。でも、それが農家さんの間ではなかなかわかってもらえんのですよ。不思議(・・?です。


    次の新刊「生命の農――梁瀬義亮と複合汚染の時代」は、農薬の害、有吉佐和子のベストセラー「複合汚染」にかかわる話です。みかんに農薬撒布をしながら、農薬の害を訴えたドクターの話を編集するという、このパラドクスや如何に(・・?
    果樹の無農薬栽培は難しい。それでも可能な限り、減らせる農薬は減らしたいと、日々考えて行動に移しております。


    うちは元々周囲の農家さんと比べると農薬の撒布回数、量、種類、全てにおいて少ないほうだったのですが、昨年、殺人的猛暑でまともに作業ができなかったこともあって、農薬撒布回数をさらに減らしました。今年はさらなる減農薬の実験にかかっています。この連日の雨があがれば、本来ならば殺菌剤の撒布に忙殺されることになりますが、これをやめようと考えています。農薬は雨で流れるといいますが、それでもしっかり残っています。先月半ば、夏肥の施用遅れを取り戻すべく雨の合間に無理して作業したところ、樹体から滴り落ちる雨水に溶けだした殺菌剤にあたって、農薬かぶれを起こしました。私一人での作業であり、子供を連れて行かなくてよかったと思います。関連書籍を読み漁って得た知識と経験則を加味し、幼果期と梅雨時の黒点病防除がしっかり出来ていれば、それ以上に殺菌剤を積み重ねる必要はないのではないかという考えに至りました。


    現時点で、うちのみかん園地の殺菌剤最終撒布は6月20〜22日です(スダイダイ、カボスは撒布回避)。8月下旬のミカンバエ産卵・幼虫防除は必須ですが、これにも秋の長雨に備えて殺菌剤を混用することが推奨されています。そこでも殺菌剤を外せば、6月以降、早生の収穫まで4ヶ月、中生・晩生の収穫まで5〜6ヶ月、殺菌剤無撒布で栽培したことになります。出来るところから安全・安心を届けたい、子供が安心して手伝いに入られる農園でありたいという願いからです。この本を編集しながら、一農業者として、色々と考えさせられることがありました。


    今月末〜8月初旬出来予定。ご予約受付中です。


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    生命の農――梁瀬義亮と複合汚染の時代
    林 真司 著  みずのわ出版 発行
    税込定価2,200円(版元直送・送料無料)


    ★★
    立ち読みの代りに、序章のPDFファイルを添付します。

    どんなに科学技術が進歩したところで、人間は水と食料なしには生きてはいけません。
    本書の内容は、食の安全、人間の生命にかかわる、大切な話です。
    周囲の方がたにも本書をすすめていただけたらありがたいです。
    (序章PDFの宣伝用拡散につきまして、著者の了解をいただいております)


    ★序章のPDFファイルは、コチラからダウンロードしてください。


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