『探偵小説の街・神戸』(エレガントライフ刊)
【書名】探偵小説の街・神戸
【出版社名】エレガントライフ(株)
【著者名】野村恒彦(のむら つねひこ)
【本体価格】1,600円 【税込価格】1,680円
【判型】A5判 【頁数】198頁
【発行年月日】2013年10月1日
【出版社所在都道府県名】兵庫県
【ISBN】978-4-906369-01-0 【Cコード】0095
【紹介文】
日本の創作探偵小説の揺籃期から昭和の戦前・戦後を経て現代まで、神戸という街は、探偵小説を育む独特のエネルギーを持ち続けた。稀代の探偵小説愛好家・読書家である著者が多くの資料と体験に基づき、生まれ育った街の魅力と関連するミステリー作品を紹介する。
「新青年」、「ぷろふいる」など往年の名雑誌の紹介・再評価から始まり、懐かしの江戸川乱歩、横溝正史、西田政治らの神戸での逸話、山本禾太郎、酒井嘉七、戸田巽など神戸在住作家たちの活躍を描く。神戸のミステリー案内も兼ねる珠玉のエッセイ/書評を満載した貴重な記録。
【目次】
第一章 探偵小説の揺籃期と神戸
第二章 「新青年」の時代
第三章 「ぷろふいる」の時代
第四章 「ぷろふいる」と神戸の作家たち
第五章 関西探偵作家クラブ
第六章 神戸探偵小説愛好會
第七章 神戸とミステリー(その1)
第八章 神戸とミステリー(その2)
作品名・人名・地名・団体名 索引
- 2013.09.05 Thursday
- 近刊☆新刊案内
- 21:49
- comments(5)
- trackbacks(0)
- -
- by 地方・小出版流通センター
著者の野村さんは、この分野では、有名な愛書家で、各地のミステリー関連イベントで講師や司会をしておられます。
ちょっと変わった(?)「畸人郷(きじんきょう)」というミステリーの愛好会を主催し、神戸探偵小説愛好會の活動として、横溝正史の顕彰にも努力されています。もちろん、SRの会の会員。
本の内容は、豊富な知識と人脈にもとずく、神戸をめぐる探偵小説作家の活動記録や逸話を記したユニークなもののようですね。
探偵小説の視点から観た神戸の街並みガイドにも興味が湧いてきました。
読んだ後にまた感想を投稿したいと思います。
(らんぽふぁん)